2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
困難な時、人の為に犠牲になる事 それは自然災害かもしれないし、争いかもしれない。 大事な人を守る為に、リスクにかけること。 そんな時に、私はどうありたいだろうか? 実際にどうなるかは分らない。 自己保身に走る卑怯者や傍観者に成り下がるかもしれな…
一度口にした事を引っ込めるのはなかなか難しい。 一貫性が無いというのは一般的には評価が低いし、時に責任も問われる。 「偉い」人は一貫性を保とうとする。 事実を上手く抽象できているときに生まれる整合性は確かに美しいと思う。 でも、辻褄合わせは厄…
不可避的に「隙間」が矛盾を生むとい言うことはあるとは思うのだけれど、この「隙間」は利用されやすいよなぁーとも思う。 「必要悪」でも何でもない(多くの人がそこに妥当性を全く感じていないような,そして本人ですら本当は「悪」としか思っていないよう…
「必要悪」という言葉があるけれども、これは「悪」の認識が前提となっている。 「必要悪」を「善」とは言いにくいと思う。 このようなケースの場合、裏を返すと「必要悪」を容認する人も否定する人も、「必要悪」という言葉を使っている限り「善悪」の認識…
最近、政治家や地位のある立場の人が「法には触れていないから良い」と「公言」してしまったり、逆に世間側が「法」には触れていないのに過度な懲罰を期待するようになってしまったような印象がある。これでは法やルールの「隙間」は開く一方だなと思う。 互…
多様というのは「何でもあり」ということとは違うよなと思う。 「何でもあり」というのは、むしろ多様性を均一化してしまうのではないだろうか。 新しいものが出てくると同時に、残るものもあるから多様になる。 残るものが残らなければそうならないし、新し…
人の行為に責任を問えるのは、人には意思がありインプットとアウトプット(行為)に決定的な法則性がなく様々なアウトプット(行為)の可能性を認めるからであろう。 さもなくば、物理現象同様全ての行為は決定済みでありそこに「是非」を問う必然性はない。(宗…
雨の降る中で車がスリップして前に渋滞で止まっていた車に衝突してその車に乗っていた人が亡くなってしまったとする。雨が降っていなければ事故は起きなかっただろう。 渋滞していなければ事故は起こらなかっただろう。 車が前に止まっていなければ事故は起…
原因1 私も特定の事象があたかも「在る」かのように想定して「原因」という言葉をつい口にしてしまうけど、実際には現在現れている(と認識される)何らかの「事態」は、分割不可能なありとあらゆる「因」の総体によってもたらされる結果であるように思える。 …