停戦合意

イスラエルハマスの間で、何とか停戦合意に至りそうだとのことでとりあえずは良かった。


しかし、中東の火種、パレスチナ情勢は変わらない。
いや、次の対立に向け、むしろ新たな怨嗟のエネルギーを蓄えたようにも思える。


イスラエルの人々にとって「苦難」は本当に「糧」なのかもしれない、と最近思う。
国際社会からの「非難」、パレスチナやアラブ(異教徒)からの「敵意」を本気で「糧」のように思い、望んでさえいるのではなかろうか?
それがイスラエルイスラエルたらしめているのではないかとさえ思えてくる。


私は信仰を肯定するけど、できる事ならば信仰は(個)人の中に納まっていて欲しい。
個々の人の心を救うミクロなものであって欲しい。
信仰が集まって宗教になり、宗教団体になり、宗教国家になり、マクロに展開すると碌な事がない。
神不在のイデオロギーと変わらない。
マクロに翻弄され、不合理にさらされるミクロな人を救うのが信仰であって欲しい。