「相棒」

最近「切実さ」に拘って書いているけど、行き着くところは単に「情と理」の問題ということになるのかもしれない。


ところで、テレビ朝日系で「相棒」というドラマがあるのだけれどもその2人の主人公「右京」(水谷豊)と「かおるちゃん」(寺脇康文)の関係の設定がおもしろい。
「右京」は頭の切れる「論理の人」なんだけれども変人でとっつきにくい。(何となく貴族的)
「かおるちゃん」は論理とは無縁の熱血で情に脆くやさしく人懐こい。(何となく庶民的)
互いにある意味、人として欠陥を抱えているのだけれど,互いの欠陥が互いの欠陥を補い合っている。
補う以上に互いに影響し合い引き立てあう。
2人とも全く違っているのに何かを共有している。
そんな設定のドラマなんだけれど,その設定がなんともいえないいい味を出している。


ドラマに過ぎないといえばそうなんだけれども,何となく心地がいい。
そういえばもうすぐ第5弾が始まるはずだと思ったけど・・・。