その他諸々、本当の断片

・「変わり映えしない」という事が「負」であるかのような印象を抱く心情とは何であろう。
新しい概念に飢えている。
飽き?
人のする事など今も昔も大して変わり映えしないだろうに。


・営業等をするとすぐにわかることだが、現実社会では、意図の分からない見ず知らずの他人の話を人は論理的になどは受け止めていない。
受け入れる下地(信頼)が何もない場合、関心の矛先はまず人の観察に向けられ、理屈を聞いても耳になど入ってはいない。
理屈の好きな人がいても、聞いているように見えて、大抵は聞かされる理屈に含まれるアラを頭の中で探している。


・すれ違いには、そもそもそのレイヤーがその人の中に概念として「内在しているか」という致命的な問題(関心)と、内在しているにしろ、そこにどれほどの重要度を置いているかという問題(程度)がありそう。


・文明の利器の「ありがたみ」賞味期限は、発明されてから、それが「あたりまえ」になるまでのわずかな期間。
それ以降は、ただ、それが無ければ「困る」だけ。


・「昔は良かった」という思いには、懐疑的であったほうがいいように思うが、昔は普通に食べていた形の悪い酸味と甘味の濃いトマトを食べてその味を思い出したときだけは、「昔は良かった」はかなりリアルだ。