我が愛車

最近チョット近くに行くにも自動車ばかり利用していて、体を動かす機会も無かったので少し腹が出てきた。


そこで、先月、自転車を購入した。


自動二輪は最近まで乗っていたのだが、自転車に乗るなんていうのは何年ぶりのことだろう、ここ十年来乗っていなかったのではなかろうか。


当初は、すぐ近くに用事があるときにだけ使うつもりだったのだけれども、最近は銀行や郵便局、ちょっとした買物はほとんど自転車で行くようになった。


仕事の合間の気分転換にも自転車が活躍している。


特にこの季節、新緑がきれいで空気にもその香りが満ちていて、気分が爽快になる。
自転車で走っていると様々な匂いを感じる。
頬に当たる風も何とも気持ちがいい。


これまでも何度も自動車で通っていた道なのに、いろいろと新しく気付くことが多い。
「あれ、ここいつ建替えたんだろう」とか
「あれ、こここんな店だったんだ」とか


自動車に乗っていても、もう少し良く見ていると思っていただけに、これは私にとっては結構意外だった。


スピードが違うと見えるものも違うという事か。
と言う事は、認識世界そのものが違うのかもしれない。(って言うほど大げさな物でもないか)


まあ、この面白さがいつまで続くか判らないけれど、少なくともこれからくる梅雨の合間にはまだ私の愛車は活躍していると思う。