駄目営業マンのそれ

顧客は大切だ。
いい条件を出し、値引きをすれば顧客は喜ぶ。
だからといって際限のない値引きをして会社に不利益を与える営業を優秀だとは言うまい。
良いように使われ、利用されて用がなくなればおしまいである。
顧客と会社の関係も悪くなっても良くなることはないだろう。


機嫌をとってばかりいて、(顧客にも会社にも)大事な事を隠して契約をとってくるような営業マンは、たとえそのときは成績が良くてもトラブルの元である。
トラブルが発覚すれば会社の信頼はがた落ち。(もちろん計画倒産でも考えていれば別だが)


顧客との信頼の為には時に相手の不利益になることも話さねばならないし、それを話しても壊れない関係こそが信頼ではなかろうか。(短い付き合いが前提ならばその必要もないかもしれないが)


かといって、信頼がないのに当方の都合だけを押し付ける営業が成績を残せるはずもない。



今の外交、駄目営業マンの「それ」を見るような気になる事が時々ある。