言葉の賞味期限

同じ事象を示す言葉(表現)でも賞味期限を過ぎた言葉(表現)は別の新しい言葉で表現しなければ伝わらない事がある。
使われるうちにいつの間にやら別の意味を持ち始める言葉(表現)もあれば、その表現がただ一点古いというだけで意味を失う事もある。
今そこにあって、「ほら君が今その恩恵にあずかっているそれ」とか、「ほら君が今使っているそれ」が、かつて「そう」呼ばれていたものだよ みたいな。
かつての「それ」を伝えたければ「それ」をイメージできるような説明なり描写が必要になる。
時には相手のレイヤーに合わせてそれをしなければならない。
そして、その言葉がその言葉の真意のまま使える賞味期限・有効期限は益々短くなってきているような気がする。
けっこう不便である。